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◯少し古い小鹿田焼の大きなお皿

¥8,000 税込

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大分県日田市の山あい、地元のひとには
皿山地区とよばれる場所で
300年もの間
昔ながらの製法で手作りされ
(全ての工程を電動の機械を使わず自然の力や人の力によって作られています)
一子相伝(弟子や職人を雇わず家族だけで継承していく)で作られている
小鹿田焼(おんたやき)の大きなお皿です

こちらは昭和の中期くらいのものではないかとのこと。
窯元などはわかりませんが
大変立派な大きなお皿で
飾ってもよし、使ってもよしのお品物です

小鹿田焼で使われるこの土地の土は
赤く鉄分が多い土で扱いにくいものなのだそう
電気など使わず水流を利用して20〜30日かけて
唐臼で細かく丁寧にくだいていきます

自然の力と手作業のみなので時間と手間をかけ
ようやく粘土になります
形成する時も足で蹴って回す蹴ろくろが使われます

登り窯で焼き上げるのは火加減など難しく
約60時間の焼成を経てようやく焼き上がります
(その間絶えず薪をくべ火を見張っていなければなりません)

それだけの人の手と時間がかけられているからこそ
この味わいがあるんだなぁとしみじみ眺めてしまいます

わたしが小鹿田焼に出会ったのは10年くらい前。

当時よくお邪魔していた
北欧のビンテージのものや
国内外の素敵なものを店主さんがセレクトされていたお店でした

一目で気に入ったものの
自分に扱えるか、
見合うようなお料理が作れるか?と
考えて迷って迷ってその時には買えず。

でもその製法や伝統にものすごくこころ惹かれて
忘れられず
手に入れてからは
コツコツと気に入ったものを集めています

茶色系の素朴な食器が落ち着くし好きなので
我が家には小鹿田焼以外の食器も
素朴なものが自然と集まってくるのですが
他の食器たちとも仲良くしてくれるし
何より大したお料理じゃなくても
小鹿田焼のお皿にのせるととても美味しそうに見えるんです

扱い易さ、ですが
釉薬がかかっていない箇所が
ほとんどのお皿にあるのですが(重ねて焼くため)

そこにシミができてしまうのでは??
と、お皿が新しい時はすごく気になるのですが
使い込んでいくうちに
そのシミすら愛おしく育っている感じがして
わたしは気にならないし、そこが好きです

一寸が約3㎝で
こちらは30㎝ほどあるので10寸。
10寸は1尺というのでこちらは尺皿ですね
(ちなみに8寸サイズから一般的に
大皿と呼ばれるそうです)

小鹿田焼は柳宗悦に「世界一の民陶」と絶賛され、
イギリスの陶芸家バーナード・リーチらによる
無名の職人の手によるものづくりの中に美しさを見出す
〝民藝運動〟により全国に知られるようになるのでした

そして1995年【重要無形文化財】として登録されました

柳宗悦さん、、、なんてお読みするのか
いつもあやふやだったのですが
〝むねよし〟さんとお読みするのですね
〝やなぎそうえつ〟と心の中でお呼びしていました
実際欧文では〝Souetsu〟と表記されているものもあるそうです

キッチンでお世話になっている
柳宗理(やなぎそうり)さんは息子さんです
インダストリアルデザイナーとしてとても有名ですね

話が逸れましたが

こちらの作品ですが
伝統的な技法〝飛びかんな〟に〝打ちかけ〟がアクセントになっています

大皿に盛ったお料理は、見ていると幸せな気持ちになります
今の季節だとお鍋をする時
お野菜などこのお皿に盛ったりしても素敵ですね
焼肉パーティーの時にもよいかも
もちろん日常のおかず(唐揚げとか??)
サラダとかもテーブルにドーンとあると
華やかかもしれません

フルーツや根菜類など冷蔵庫に入れないものを
置いておく場所にしてもかっこよいです◎

おおよそのsize
直径 30㎝ 高さ 6.5㎝
1188㎝

こちらのみでしたら
80サイズの宅急便でお届けになります
古い段ボールの元箱にプチプチを巻いて発送いたします
同梱はできかねます
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撮影に使いました小物は含まれません

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